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2012.6.17
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神緒のべるず 第4話 温泉探偵 -5-



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とりあえず犯人たちを気絶させたものの、縛るものもなかったので、とりあえず犯人たちを旅館の裏側まで運んできた。
そこで光大朗さんと女将さんを携帯電話で呼び出し、ロープを持って来てもらって犯人たちをロープで縛って、地元警察を呼び、一件落着となった。

警察が来ている間、丈さんはふらっとどっかへ行ってしまっていたようだ。
何か影のある過去を抱えている人のようだし、仕方のないことだろう。

「丈さんは、どうやら過去に何か、人には言えないようなことをしていた方のようです。
 でも、悪い人ではないと保障します。半日の間ですが、行動を共にして、わかりました。」

丈さんがいなくなっている間、私は光大朗さんと女将さんに言った。
女将さんもそれを聞いて安心したようで、これ以上、丈さんを詮索しないことに賛成してくれた。

「あなたはこの旅館を悪い人たちから救ってくれたということもありますしね。
 宿代としては、それで十分ですよ」

仕事も終わったので、私たちはこれで帰ることになった。
女将さんは「あと1日くらいいてくれてもかまわないのに」と言ってくれたし、里桜は「もう1日温泉に浸かりたい」とブーブー言っていたが、これ以上長居するわけにもいかないだろう。
丈さんも、安心して働けないだろうし。
もう一回、またこの温泉に来てみたいな。
今度は普通のお客さんとして。


-おしまい-

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※このサイトは、着ぐるみ小説サイト「神緒のべるず」および、葦葉製作所頒布の小説「神緒のべるず 第1巻」、「神緒のべるず 第2巻(PDF版)」、Yuzu R.さんの再録本掲載の小説をWeb用に再編集したものとなります。一部は書き下ろしです。


関連サイト: 巫女ブラスター2 巫女ブラスター

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