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2012.6.17
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神緒のべるず 第8話 おるる☆すくらんぶる -5-



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最後にリーダー格の男を倒し、戦いは終了した。
それを見て、巴は安堵した表情を見せ、おるるも安心して、伸びをしている。
その一瞬を逃さなかった。

睦がおるる———に憑依された楓の背後から近づき、首飾りを取り去った。

「あっ!」と思ってか、おるるが———に憑依された楓が振り返ったが、もう遅い、楓はそのままコテンと倒れ、睦が後ろから支える。
そして、睦が懐から取り出した数枚の赤い札を、赤い石の部分にペタペタと貼り付ける。

「ふうっ」と睦が汗をぬぐう仕草をする。

「こ、こらーっ! 何をするんじゃー! わらわはおぬしらと共に戦い抜いた仲間じゃろうがー!」

赤い石が叫んでいる。すると睦が、

「楓を危険な目に遭わせた罰よ。この赤い札、元はアンタが作った物なんでしょう? なら、ここで暴れたらどうなるか、わかっているわよね!」

と言った。赤い石は「むぅ〜」とうめくと、何も言わなくなった。



その後、赤い石は、(睦が言うには)反省が見られるまで、しばらく封印指定されることになり、専用の木箱に入れられることになったそうだ。
これでようやく、安心できるかな。



-おしまい-

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※このサイトは、着ぐるみ小説サイト「神緒のべるず」および、葦葉製作所頒布の小説「神緒のべるず 第1巻」、「神緒のべるず 第2巻(PDF版)」、Yuzu R.さんの再録本掲載の小説をWeb用に再編集したものとなります。一部は書き下ろしです。


関連サイト: 巫女ブラスター2 巫女ブラスター

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