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2012.6.17
Ayacy's HP


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神緒のべるず 第14話 そうだ!学校へ行こう -7-



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ドアの方から、黒服の男が飛び込んできた。
夜になって寒くなって目を覚ましたのか、あるいは、2人の泣き声で目を覚ましたのか。

「い、一体どうされたのです?」

慌てる男に、乃々華さんは、

「斉藤。明日、緊急の理事会を開きます。理事の皆さんに連絡をお願いします」

と、落ち着いた声で告げた。そして、理事長机に座り、「さーて、引き継ぎの準備をしませんと。今日は忙しくなりますわ」と言い、パソコンのキーボードをカチャカチャと打ち始めた。
あたしは「宿題も忘れないようにね」と言うと乃々華さんは「えぇ!」と元気よく返事をした。



「そ、それで、学校やめてきちゃったの!」

事務所に戻ったあたしは、姉さんに会って、一部始終を報告した。姉さんってば、すごく驚いてる。

「真の姉妹の愛ってやつね。それを伝えられたから。もう、あたしの力添えは不要よ」
「た、大した自信ね…」
「そりゃあ、真の姉妹の愛をすでに知っている、あたしが言っているのよ。自信たっぷりに決まってんじゃん!」

そういうと、あたしは姉さんに飛びつく。

「姉さん、しばらく会わないうちに、またまた成長しましたなぁ。特に腹回り付近が」
「きゃっ! こら、やめなさいって! くすぐったい〜!」
「うりうりうり〜」
「ひぃぃぃゃぁぁぁぁ!」

ただいま、姉さん。
うん、おかえり。

-おしまい-

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※このサイトは、着ぐるみ小説サイト「神緒のべるず」および、葦葉製作所頒布の小説「神緒のべるず 第1巻」、「神緒のべるず 第2巻(PDF版)」、Yuzu R.さんの再録本掲載の小説をWeb用に再編集したものとなります。一部は書き下ろしです。


関連サイト: 巫女ブラスター2 巫女ブラスター

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