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2012.6.18
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神緒のべるず ★第2巻あとがき -1-



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 みなさま、お久しぶりです。矢吹拓也と申します。

 今回はPDFでの登場となりました。理由としては、「本」としての体裁を作るお金がなかったってことも挙げられますが、一番の理由としては、第10話のFlashゲームの収録の都合でこういう形の方が都合が良かったと言うことが挙げられます。
 本作の成り立ちや私についてのあれこれは、第1巻の方に記載しておりますのでそちらを参考にしてもらうとして(今回はそちらもPDFにして収録しておりますので)、ここでは第2巻について、書いてみようかと思います。

 第1巻に収録されていたお話が神緒睦を主人公にしているのに対して、第2巻では、睦以外の登場キャラクターが主人公になるお話が多く描かれています。それが、この第10話以降のコンセプトです。
 第11話はシンデレラなお話ですね。基本となる童話や逸話があってお話を書くとしたらどんな風になるかな、という思いを実現したお話です。
 第12話は「逢魔が時」という言葉を使いたくて書いたお話です。これには、あるノベルゲームが発想のヒントになっていたりするんですが、まぁそれはいつか語ることにしましょう。
 第13話はINASOFTの「ウィキペディア・タイマ」のFirefox Special Editionについて、もし発端となるストーリーがあったらどうなるだろう?と考えたときのお話です。明日香が狐耳を付けていることからピンと来た方もいらっしゃったのではないかと思います。
 第14話は、奈須きのこ氏の「空の境界」の「忘却録音」というエピソードで使われている舞台を自分なりにアレンジしたら…と思っているうちに全然違うお話になっちゃったものだったりします。
 第15話は、「もし巫女ブラスター3ができるなら」という考えの下、裏ストーリー的なものを企てながら書いたお話です。まあ、巫女ブラスター3が本当にできあがるかどうかはわかりませんが…。
 第16話は、「最年少の楓が失恋をするとしたらどんな感じ?」ということを描いたみたものです。九兵衛くんは、僕の脳内では「キュウリの九兵衛くん」と呼ばれていたりしますが、彼が将来、本当に父親のようになってしまうのか、あるいは、単に父親がメタボな食生活を送っているだけなのかは実際のところ分かりません。

 番外編その1とその2については、若干の説明が必要になるかもしれません。これらのお話は、神緒のべるずサイト未掲載のエピソードではありますが、INASOFTの「疑似マルチコア」「疑似クラウド」のドキュメント内に、こっそりと忍ばせた話だったりします。ただし、当時はテキストファイルでの収録だったので、挿絵はありませんでしたから、挿絵が付くのはこれが初めてとなります。
時代設定としては、「巫女ブラスター1」の7年後のエピソードということになっており、楓は華の女子高生、巴は派遣社員でシステムエンジニア、睦は家業を守る未婚の女性という立ち位置です。実は「その1」の直前には「その0」にあたる、「巴が男を家に連れてきて(←誤解)睦が銃を乱射し、楓がそれを足蹴りで食い止める」エピソードがあったりするのですが、それは長すぎたので今回はカットしています。7年経っても三姉妹のドタバタは相変わらず続いているというのは、実に頼もしいことですね。

 おわりに。本当に第2巻が出せるとは思っていませんでした。今回もすばらしい素材を提供してくださったノッチさん、高速なペースで高品質なイラストをたくさん提供してくださったゆかこさん、本当にありがとうございました。

2010年12月吉日 新居の居間にて。




 この文章は、PDF版頒布時の文章をそのまま載せてあります。この時点ではWeb版未掲載だったのですが、現時点では見ての通り「おまけ」含めてWeb掲載済みとなりました。喜ばしいことです。
 なお、もう一つ、上の方で「空の境界」の「忘却録音」というエピソードについて触れているのですが、今思い出したらもう一つ、「Yes! プリキュア5」の「理事長」に関するエピソードも、ちょっと混ざっていますね。




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※このサイトは、着ぐるみ小説サイト「神緒のべるず」および、葦葉製作所頒布の小説「神緒のべるず 第1巻」、「神緒のべるず 第2巻(PDF版)」、Yuzu R.さんの再録本掲載の小説をWeb用に再編集したものとなります。一部は書き下ろしです。


関連サイト: 巫女ブラスター2 巫女ブラスター

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